人を、見て
その人が持っているもの
その人が得たもの
その人の美しさだったりを
羨ましく感じたり
どうせ私はそれを得られないと
自分を下げてみたり
それを持っていない自分が悲しくなったり
そんな時、その悲しさにはまってしまい
動けなくなる
フリーズしてしまうことがあります
その動けなくなった時
その悲しさを感じるのがいやで
そこからはやく遠ざかりたくなるけれど
そこで立ち止まってみる
感じてみます
体のどこがどんな感じ？
胸のあたりがぎゅっとなる
手足が冷たくなってる
目の奥がどよんとしてる
その感じている身体を
ただ観察する
観察にあきたら自然とやめて
また痛みが出てきたら
また観察する
この観察する
立ち止まる
わたしがこれまで纏ってきた
硬くて冷たくて
ホントはもう要らないとわかっているのに
重ね着するように纏いつづけてきたものを
剥がしていくのが
観察する
立ち止まることで
今度は、一枚、一枚
薄皮を剥ぐように
わたしが癒されていく
わたしはそれを剥がしていきたい
だから、わたしが見るもの
そこから感じるものは
剥がしていく
癒していくための
みんな材料
悲しくなるけれど
見たくないけれど
見させられてるそれらすべて
私を癒していく材料
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